3限目の授業、階段を上がると聴いたことのあるメロディ。ボブディランの風に吹かれてが教室から廊下に流れ聴こえてくる。誰かが英語の授業で生徒に聴かせている。

そして4限目の政経の授業で少しだけ口ずさんでみる。アメリカ1960年代、黒人の権利を保障しようとする公民権運動を推進させた時の、この歌を。

昼休み、生徒に論文指導。企業による不正を抑制するためにどのような制度を構築すればよいのか。中間考査前であるため生徒は職員室に入室できない。そのため職員室前の廊下で生徒と話していると、中庭で3年生ダンス部員がなにやら集まっている。何してるんやろか。また誰かにサプライズでも目論んでいるような雰囲気ではある。

そして、5時限目が始まる数分前に、先生こちらに来てくださいと3年生ダンス部員。

なんや俺か。俺に何の用なんやろか。久しぶりに集まった3年生たち。みんな楽しそうに笑っている。そうかそうなんか一日早いけれど、そういうことですか。

全く予期せぬことではあったな。ありがとう。さすがにみんな集まって楽しそうにただ笑っているだけでもなんかいいな、と思わざるを得ません。

温かで柔らかな色彩のニット帽をもらいました。こんな俺ごときにどうもありがとうございました。

昼休みに 中庭で。